- イオンカードのエンボスレス仕様を使うメリットは?
- イオンカードのエンボス加工カードとの違い
- イオンカードのエンボスレス仕様をおすすめする人
をまとめました。
イオンカードのエンボスレス仕様を使うメリットは?
- 財布の厚みが減る
クレジットカードの枚数が多ければ多いほど、凸凹で厚みが増します。エンボスレス仕様は凸凹がないことで厚みが減る分、すっきりします。
- カード入れに凸凹の跡が付きにくい
エンボス加工のカードを、柔らかいプラスチック製のカード入れに長期間入れたままにしていると、凸凹の跡が残ることがあります。重要なクレジットカード情報が、カード入れに写ってしまう恐れがあり、大きなデメリットです。
一方、エンボスレス仕様は、凸凹がないのでカード入れに重要な情報がうつってしまうことがありません。安心してカード入れを使うことができます。
- おしゃれに見える
縦型デザインや、ナンバーレスカード(表に番号が印字されていないカード)といった、従来の型にとらわれないスタイルのクレジットカードが、少しづつ出回り始めています。エンボスレス仕様も、そのひとつです。
クレジットカードの大半はエンボス加工なので、まだまだ珍しいエンボスレス仕様のカードは、おしゃれに思われるでしょう。
- 防犯対策になる
イオンカードのエンボス加工は、背景が紺、刻印がシルバーのため、カード番号などの情報が見えやすくなっています。会計時にカードを出すときに、他者に見られてしまう可能性は十分にあります。
その反面、イオンカードのエンボスレス仕様は、背景が紺、文字色が黒のため、カード番号などの情報が見えにくい表示です。防犯対策に有効なため、エンボスレス加工のカードを使うことは、大きなメリットです。
イオンカードのエンボス加工カードとの違い
カードの表面での違い
エンボスレス仕様は凸凹がない
エンボスとは、立体感を出す加工のことです。
エンボス加工のクレジットカードは、以下のようなカード表面の情報が凸凹で刻印されています。
- 16桁のカード番号
- カードの有効期限
- ローマ字表記での氏名
エンボス加工が凸凹で刻印されているのに対し、エンボスレス仕様は印刷で印字されています。
エンボスレス仕様は凸凹がないので、触っただけでは他のカードと区別がつきません。多くのカードは文字色が黒色ですが、カードの種類によっては文字色が白色もあります。
使い勝手の違い
使い勝手はほとんど変わらない
クレジット決済には、ネットショップで必要な情報をユーザーが入力する方法と、店舗でクレジットカードリーダーで読み取る方法があります。どちらの決済方法でも、エンボス加工である必要はありません。
かつては、インプリンタ方式という、クレジット番号など凸凹でエンボス加工された情報を処理伝票に転記するアナログな手法を用いていました。時代とともに、よりセキュリティの高いICチップで読み取る方法に代わり、今ではインプリンタを見かけることはほとんどなくなりました。インプリンタの使用率が減ったことで、クレジットカードがエンボス加工である必要性は減っています。
交通系ICとして使う場合は、エンボスレス仕様の方がベター
交通系IC機能カードに凸凹のあるエンボス加工があると、券売機に入れることが出来ないなど、構造上支障をきたす可能性があります。実際、交通系ICカードはクレジットはエンボスレス仕様が多いようです。
イオンカードのエンボスレス仕様をおすすめする人
- 財布をスマートに使いたい人
エンボス加工より厚みの少ないエンボスレス仕様は、財布をスマートに使いたい人におすすめです。今流行りのミニマリストに、一歩近づけるかもしれません。
- 流行を取り入れたい人
- エンボスレス仕様
- 縦型デザイン
- ナンバーレスタッチ決済
など、先進性のあるクレジットカードはこれから増えることが予想されますが、2021年時点では、まだまだ普及されていません。
一足早く、エンボスレス仕様のカードを手に入れることで、流行を先取りできますよ。
イオンカードのエンボスレス仕様を使う時の注意点
海外で使えない可能性がある
一部の国では、インプリンタで決済する場合があります。インプリンタ方式ではエンボスレス仕様のクレジットカードを使うことができません。現金を持ち歩きたくないなどの理由で、海外でクレジットカードを使いたい場合は、エンボス加工の方が確実です。
停電時に使えない
国内でほとんど使われなくなったインプリンタですが、停電や端末の故障したときのために、インプリンタを備えている店舗もあります。インプリンタを使って決済する場合は、エンボスレス加工のクレジットカードは使えません。
クレジットカードらしさがなくなる
エンボス加工の凹凸がクレジットカードらしくて良い、と感じていた方は、エンボスレス仕様は合わないかもしれません。
店員さんが戸惑う可能性がある
クレジットカード決済で店員さんにカードを渡したときに、不審な顔をするかもしれません。クレジットカード決済の経験が少ない店員さんは、エンボスレス仕様のカードがクレジットカードであると分からない可能性があります。
その時は、「このカードはエンボスレスで凸凹がないカードなので、普通のクレジットカードと同じように決済できますよ」と伝えれば、店員さんは安心して決済処理をしてくれるでしょう。
イオンカードのエンボスレス仕様の一覧
イオンカードのエンボスレス仕様を、公式サイトより抜粋して紹介します。
国際ブランドによってはエンボスレス仕様を扱っていない場合がありますので、ご注意ください。
- イオンカードセレクト(JCB)
- イオンカードセレクト ミニオンズ(Mastr card)
- イオンSuicaカード(JCB)
- イオンカード Kitaca(VISA)
- イオンSUGOCAカード(VISA)
- マルエツカード(JCB)
- KASUMIカード(JCB)
- イオンカード(欅坂46)(VISA)
エンボスレス仕様のカードは増えている
- インプリンタが使われなくなった
- 交通IC機能付きカードの普及
- カードデザインの幅が広がる
上記の理由から、エンボスレス仕様を取り入れたイオンカードの種類が増えています。
次のカード更新時は、あなたのお手元にエンボスレス仕様のイオンカードが届くかもしれませんね。
まとめ
- イオンカードにはエンボス加工とエンボスレス仕様カードがあり、エンボスレス仕様には防犯対策など多くのメリットがある
- エンボス加工のイオンカードはカード表面に凸凹があり、エンボスレス仕様のイオンカードには凸凹がなく、使い勝手にかわりはない
- 財布をスマートに使いたい人、流行を先取りしたい人はエンボスレス仕様がおすすめ
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